Activity活動記録
活動記録
パグウォッシュ会議が開催されました

世界約40カ国・地域の科学者が集まり、核兵器廃絶に向けて議論する「パグウォッシュ会議」が25年11月、広島市で開催されました
被爆80年の今年は20年ぶりの広島開催で、初日は広島県の湯崎知事も基調講演を行いました

(写真左:シャハリスタニ会長(中央)と懇談)(写真右:開催に尽力した公明党県議団)
公明党県議団は、「パグウォッシュ会議」開催への財政支援を訴えて、本会議の一般質問などで粘り強く働きかけて、広島県から1000万円の補助金を実現しました

会議では、アメリカ、ロシア、中国など世界の科学者や外交の専門家が核兵器のリスクや核廃絶への具体的な道筋を議論したほか、科学者と被爆者との対話も行われ、最終日に、核兵器を二度と使用させない決意とその方向性をまとめた「広島宣言」が発表されました

広島宣言は、良心の不滅の灯台として、戦争放棄をうたった憲法9条をあげて、『安全保障は武力の行使ではなく、対話や人間性によって実現する』としています
そのうえで、『真の平和は、核抑止政策は真の安全保障を提供しない。核兵器への依存を排除することは、道義的義務であると同時に戦略的必要性である。各国は核の先制不使用を採用し、安全保障の枠組みを強化すべきである。非核兵器地帯の取り組みは、信頼と協力を通じて軍縮が達成可能であることを示している』と訴えました




