広島県は戦前・戦後にあわせて約11万人が海外に渡った全国最多の移民県です
広島の人たちはハワイのほか、アメリカ、カナダ、ペルー、ブラジルなどへ移住しました
広島市中区の県立文書館には、広島県から海外に渡った約9万2000人分の渡航者名簿(複製)が保管されています
1世紀以上が経った現在、世界各地で広島にルーツをもつ日系人が活躍、世界28ヵ所に広島県人会が組織されています
県立文書館には今でも月に数人、先祖の足取りを辿りたいと閲覧に訪れる方がいるそうですが、
資料の存在は広く知られていません
広島県の移民の歴史を後世に伝えるため、
移民の資料を収集し、広く展示する場が必要だと感じました